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くらしの知恵
更新日: 2011-06-16 (木) 16:02:31 (4669d)
長年の暮らしの中で生まれてきた先人(せんじん)達(たち)の知恵を紹介します。
冬場の工夫
・暖房設備(囲炉裏・こたつ等)を使用
・屏風(びょうぶ)を立てて隙間風(すきまかぜ)を防ぐ
・寝床(ねどこ)は湯たんぽで暖める
・ご飯が冷えないようワラで編んだおひつ入れを使用
夏場の工夫
・川や井戸につけて冷やす(今の冷蔵庫)
・ご飯の保存では竹製のザルで風通しを良くし、つりかけショウケに吊り下げる
・日向(ひなた)水(みず)で行水する
・団扇(うちわ)を作って涼む
・シュロの葉で蝿(はえ)叩(たた)きを作る
・蚊帳を張って寝る
日常生活の中で生まれた工夫
・川水を利用(水車)して米をつく
・川の段差を利用してメゴ(籠)で芋を洗う
・木灰汁(きばいじる)を作って洗濯
・自然の植物を薬草にして病気を治す
・倉庫は燃えないよう土蔵(どぞう)にする
・古い布は刺子にして雑巾を作る
・火のオキ(薪が灰になる前の赤い部分)が出来たら消(けし)壷(つぼ)に入れて消すと、次に火を起こす際に着火しやすくなる
食品加工の工夫(漬物・保存食の作り方)
野菜…塩漬け・酢漬け・味噌漬け・干物
米・麦…カキモチ・アラレ・焼米・はったい粉
豆…豆腐・もやし・納豆
魚…焼いて串のままワラツドに刺して保存