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ウシガエル

概要

雄のブォーブォーと縄張りを宣言する大きな鳴き声から、牛蛙の名がつきました。
日本では、ニホンヒキガエルよりも大きくなる最大のカエルで、体長は20cmにもなります。
北アメリカ東南部原産で、日本への移入は、大正7年にニューオリンズから輸入された14匹を東京に放ったのが最初といわれています。
その後、農商務相(現・農林水産省)の奨励で食用として輸出するために各地で養殖され、別名、食用ガエルとも呼ばれています。
九州でも大正14年に福岡県の養蛙場がニューオリンズから16匹を輸入されました。
熊本では戦後間もなく八代海沿岸の松橋・小川・鏡などを中心に盛んに養殖され、主にアメリカに輸出されていた。しかし、その後、日本では農薬による汚染が進行したことから輸出できなくなり、熊本での養殖も昭和32年ごろには中止されました。
阿蘇谷の黒川や池、用水路などにすむが、いつごろから見られるようになったかははっきりしません。

カテゴリ : 阿蘇の自然
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