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スズラン

概要

和名:鈴蘭 学名: Convallaria majalis

ゆり科スズラン
多年草 草丈20~40cm
地中を地下茎が走り、その先端から発芽して2~3枚の葉を出します。
葉は先端の尖った長楕円形で、地際が互い違いに筒状に巻いて茎のようになります。

季節(開花期)

4~5月
葉の間から花茎を伸ばし、先端に芳香のある白い壺形の花を数輪咲かせます。
花茎はあまり長く伸びず、葉の下に隠れるような位置で咲きます。
花後は丸い果実ができ、熟すと赤く色づきます。
園芸店などで販売されているものはヨーロッパ原産のドイツスズランで、花茎が比較的長く、葉の下に隠れません。

環境

中国、朝鮮、シベリア東部
北海道、本州、九州
比較的、寒冷な気候の標高の高い草原に生育しています。
阿蘇では波野地区

利用

全草に有毒性があり花や地下茎に多く含まれます。
摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は心不全から死に至ることもあります。

薬効

  • 根茎を乾燥させたものを、強心、利尿に効果があるとされていますが、強毒性の為、使用には向きません

食用

  • 不可

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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