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ソクズ

概要

スイカズラ科ニワトコ属
多年草
地下茎を這わして繁殖します。茎は直立し高さは1~1.5mほどになります。
葉は対生し、5~7枚の小葉からできています。
小葉は長さ5-17cm、幅2-6cmの広披針形、狭卵形で、先端は鋭くとがり、縁には細鋸歯がある。

季節(開花期)

7~8月
白色の5弁花をちりばめた花序がみられます。花序の中に混じる黄色のかさづき型のものは腺体で、蜜がここにたまります。
果実は5㎜ほどの球形で9月には赤熟する。

環境

中国、タイ
本州、四国、九州に生育し明るく、落ち葉の堆積した水分条件の良い場所に多いようです。

利用

全草を水洗い後、天日で乾燥させたものを、蒴藿(さくてき)と呼びます。
1回量4~12グラム、水0.3リットルで、3分の1量まで煎じて服用すると利尿作用がある
入浴時に乾燥したソクズを適量鍋で煮出してから、風呂に入れて入浴するとリウマチや神経痛に効果があります。

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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