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ツミ

概要

日本産のタカ類中最小の森林性のタカで、小鳥類を主食にしていて秋には市街地などにも時折やってきます。

従来からけっして珍しいタカではなかったのですが、繁殖については1980年になって関東地方を中心に市街地の公園や校庭などでも見られるようになる以前には富士山麓や四国の石鎚山などわずか数か所でしか確認されていませんでした。

九州でも古くから夏季にも観察されることから繁殖しているのではないかと考えられていましたが、昭和49年5月12日、外輪山西北外側斜面の菊池渓谷に熊本県最初の「野鳥の森」がオープンした記念すべきその日に、海抜約770mの針広混交林で巣が発見され、その後、育雛の様子も観察され、写真撮影もされました。

データ

学名Accipiter gularis
別名
分類タカ科トビ属
原産・分布インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、大韓民国、中華人民共和国、台湾、朝鮮民主主義人民共和国、日本、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マーシャル諸島、マレーシア、ラオス


カテゴリ : 阿蘇の自然
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