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テン

概要

ホンドテン/ 食肉目 イタチ科
テンは北半球全体の針葉樹と北部落葉広葉樹林などに広く分布しており、国内で「テン」と呼ばれるものは、多くの場合ホンドテンを指します。
体は細長く、足は比較的短くて頭部は平たい。また、鼻面はとがっていて、耳は幅広くて短く、一見してイタチに似ています。
毛色は分布地によって少し差異があり、いずれも毛はふかふかとしています。
また、ホンドテンにはキテンとスステンがあり、キテンの夏毛は全身が褐色で、のどには大きなオレンジ色の斑紋があります。
冬毛は四肢が黒褐色で、頭部と尾の先が白い以外、全身が黄色で覆われます。
スステンは冬でもキテンの夏毛に似て、体は黒褐色で、尾の先は白く、のどはオレンジ色をしています。
夜行性の動物で、昼間は岩穴や木の洞などで休んでいます。カエルや昆虫のほか、ネズミやリス、ウサギ、小鳥などの小動物や果実なども食べます。
動きも敏捷で、木登りもうまいが、泳ぎも巧みな動物です。
主に山地や森林地帯に生息しているが、時に人の住んでいるような所にも姿をみせます。
1産1~2子で、寿命は10年前後です。
本種の他、国内には北海道にクロテン (Martes zibellina) が生息し、クロテンは北ヨーロッパから、シベリア、カムチャッカまで広く分布していて、毛色は黄褐色から暗褐色で、ほとんど黒いものも見られます。
ホンドテン (特にキテン) の毛皮は高級品として重宝されますが、クロテンの毛皮もきわめて優良とされています。


カテゴリ : 阿蘇の自然
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