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トノサマガエル・ヌマガエル・ツチガエル

概要

トノサマガエルとヌマガエルは、水田との結びつきが強く、ツチガエルは池や小川に生息しています。
トノサマガエルは、本州・四国・九州のほか朝鮮半島から中国にかけても分布し、九州へは約2万~1万8000年前のウルム氷期最盛期の朝鮮半島と陸続きだった時に侵入したと考えられています。日本産カエルとしては珍しく雌雄異色で、背面は、雌は灰白色ですが、雄は黄緑色で、黒褐色班は雌の方が多く不規則です。ただ明るい背中線は雌雄ともにあります。かつては最も多く、日本人にはもっとも親しまれてきた代表的なカエルでしたが、近年は著しく減少し、湧水池やその周辺など限られた場所でしか見かけなくなりました。
ヌマガエルとツチガエルは、背面が褐色で、色形や大きさもよく似ていて混同されることも多い。ヌマガエルの皮膚は滑らかでヌルヌルしたしており、ツチガエルは乾いてガサガサしている。また、背面の褐色もヌマガエルは明るい感じだが、ツチガエルは色が濃く暗い感じで、背面のイボ状隆起物は、ヌマガエルでは細長くてあまり目立たちませんが、ツチガエルでは多くて目立ちます。イボ状隆起物が多いところはヒキガエルの幼体にも似ていますが、耳腺がないことで区別できます。
ヌマガエルには黄白色の背中線あるものとないものがとがいるが、その割合は約半々です。
ツチガエルにも白っぽい背中線があるものがときにいる。この背中線には体を2分して小さく見せる効果があり、多くのカエルの腿と脛の上面にある濃色の帯状模様にも分断効果があるといわれています。
鳴き声は、ヌマガエルが大きな声嚢を膨らませてケレレレ、ケレレレレと大合唱するのに対してツチガエルはギーコ、ギーコと鳴きます。

カテゴリ : 阿蘇の自然
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