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ニホンザル

概要

本州・四国・九州・屋久島などに限られて分布する日本固有のサルで、南外輪山の森林を中心に5~6群00~300頭が生息しています。今日、阿蘇谷でも見られますが、これは昭和63年3月20日に久木野村で有害獣駆除として捕獲された29頭が、観光用にと一の宮町宮地にあるあか牛肥育牧場(阿蘇畜産農協の敷地内)に引き取られていたものが、同年5月26日夜から27日未明にかけてALF(動物解放戦線)によって檻が破られて逃げ出し、それが自然繁殖したもので、それ以前には阿蘇谷にはニホンザルは自然分布はしていませんでした。

ニホンザルは昼行性で、森林の樹上や地上で行動しています。雑食性で、春から夏にかけては草木の葉や芽・昆虫類などを食べ、秋には木の実を好んで食べ、ときに農作物を食害。近年、分布拡大の傾向にあり、農作物の食害内容も多様化し、被害も増加傾向にあります。


カテゴリ : 阿蘇の自然
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