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ハッカ

概要

シソ科ハッカ
多年草
高さ20~50cmで茎は四角になっています。
葉は狭卵形~長楕円形で柄があり、葉長2~9cm、葉縁に鋭い鋸歯がりあります。
全草に短毛があります。

季節(開花期)

8~10月
葉腋に淡紅色の花を咲かせます。

環境

中国、シベリア、サハリン
北海道、本州、四国、九州
日当たりがよく、やや湿った場所

利用

開花期に地上部を採取し、風通しの良い場所で陰干しにして乾燥させます。
茎葉を乾燥したものを、薄荷(はっか)といい、葉だけを集めて乾燥させたものを生薬(しょうやく)で、薄荷葉(はっかよう)といい、生薬として利用されてきました。
芳香性健胃、かぜの熱、頭痛、めまい、消化不良、歯痛などに、粉末大さじ1杯を、熱湯を注いで、食前か食後に服用します。
虫さされなどには、生葉をもんで患部に塗布すると、かゆみ止めになります。
ハッカの全草を陰干しして、浴湯料として疲労回復、腰痛、神経痛などに用います。

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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