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ヒゴイカリソウ

概要

和名:肥後碇草 学名: Epimedium grandifolium var.higoense

メギ科 イカリソウ属
多年草 草丈20~40cm
熊本県に産し、葉の上面に開出毛があり、花弁が白色のものがヒゴイカリソウとされています。
長い葉柄を伸ばし先端に3枚の葉をつけます。
小葉は卵型で、先端は尖ります

季節(開花期)

4~5月
花茎は4cmほどで白い花弁を4枚つけます。
花には4つの20㎜ほどの距があり、昆虫による受粉が確実に行われるために頭を入れないと蜜にたどり着けない構造になっています。

環境

熊本(阿蘇)、大分(くじゅう)
山地の林縁などに生育しています。

利用

  •  葉が出そろう6月~7月に地上部のみを採取し天日乾燥後、細かく刻みます。

薬効

含有成分 エピメジン、イカリイン、マグノフリン

  •  乾燥させたものを「淫羊霍」といい、神経衰弱、健忘症、強壮強精に効果があります。
  •  仙霊脾酒(別名イカリソウ酒)という薬酒が一般的で強壮の効果があります。

食用

  •  不明

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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