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フェーン現象
更新日: 2016-03-29 (火) 14:41:08 (2922d)
概要
山から吹き下ろす乾燥した熱風。アルプス山中の局地風の名称が気象学に取り入れられ現在、一般用語となっています。風上側の山の斜面を吹き上げる空気が温潤断熱減率(100メートルにつき約0.5度)で冷却し、風下側を吹き下ろす時に乾燥断熱減率(100メートルにつき約1度)で昇温するために起きます。日本海で低気圧が発達し、強い雨風が本州の中央山脈を越えフェーンとなって日本海側に吹き下ろします。
熊本では「肥後の東風」と呼ばれており、阿蘇連峰を吹き下ろす東風がフェーンとなります。主に八月に多く、熊本の夏の暑さの一因となっています。
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