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ホタルカズラ

概要

ムラサキ科ムラサキ属
多年草
茎は長く数10cmになります。
葉は互生し、形は狭楕円形で、葉は、長さ2~6cmほどと大きさにはいろいろあり、葉先が鈍三角形状の長楕円形で表面にはやや硬い毛が多くあります。
ムラサキ科を代表する「ムラサキ」は、万葉の時代から染色に使われていたようです。
ゴボウのような根に紫色の色素成分があり、染めると名の通り紫色になります。

季節(開花期)

4~6月
春に葉腋から花茎を立てて、2cm程の青い花をつけます。
花は浅い漏斗型で5裂、先端は円形です。
花後に走出茎を出して途中で根を出します。

環境

朝鮮、中国、日本全土、
半日陰の林縁~草地。

利用

この根は生薬名を「シコン」(紫根)と言い、抗炎症薬として使われます。
最近、美白に効果があるとして広く販売されていますが、紫根に含まれているピロリジジンアルカロイドには、肝毒性が含まれているので取扱いには注意が必要です。
近縁種についても同様の危険があります。

画像

和名:蛍蔓 科名:ムラサキ 季節:春

参考

阿蘇デジタル博物館

カテゴリ : 阿蘇の自然
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