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七福温泉-林 安治

阿蘇へ帰ってきたとき、なつかしかったなあ、この風呂。



明治三十年、灌漑用の穴井戸を掘っていたら、やぐらを建てて数日目のこと、ほとばしるように湯が噴き上がった。これが内牧温泉の開湯でした。
現在、宿以外に町湯と呼ばれる立ち寄り湯(共同湯)がいつくか湯気をあげている。
「やわらかい湯」として愛される七福温泉もそのひとつだ。
組合を作り、輪番で管理を受け持っています。
リーダーである組合長も回り持ち。
林安治さんは、平成二十五年七月現在の組合長です。
浮世風呂と呼ぶのがふさわしいコミュニケーション広場。
いつもの時間にいつもの顔ぶれが集まってきて、ざぶん、ざぶん。
もともとは郵便局員だった林さん、東京都や北九州市で仕事をしており、民営化の前に退職、阿蘇へのUターンの道を選びました。
「帰ってきたとき、この風呂、ほんとうになつかしかったなあ」
湯上がりのような笑顔で、しみじみ振り返ります。


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カテゴリ : 行政
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