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井泉水・山頭火師弟句碑

「コスモス寒く阿蘇は暮れずある空」井泉水
「すすきのひかりさえぎるものなし」山頭火
 この師弟句碑は、昭和五十八年十月二日、阿蘇郷土の会(会長永田珠一)の後援で、四国松山市の俳人、山頭火の本をたくさん出している大山澄太が建てたものです。

 昭和四年十一月三日~四日俳誌層雲を主宰する、荻原井泉水と山頭火を含む弟子一行八名が、内牧の塘下温泉に一泊し、阿蘇登山をしました。

 井泉水は、不定形、無季の俳句を作り、弟子に種田山頭火や尾崎放哉などを育てました。
 山頭火は山口県の人で、早大を中退し、後熊本市に住み、ここで酒に酔い市電を止めたことで、出家して味取観音の堂守となりましたが、やがて俳句を作りながら、全国を放浪し最後に四国の松山で世を去りました。


カテゴリ : 文化・歴史
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