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内牧菅原神社大祭
更新日: 2011-05-16 (月) 19:34:16 (4701d)
菅原神社(すがわらじんじゃ)
菅原神社の氏子は、内牧1区から5区までの年番で祭典にあたっています。
祭典は、3月21日の春祭、9月15日の例祭、11月23日の秋祭とし、その他に元旦祭・建国祭・天長祭・明治祭(めいじさい)などが行われているそうです。
また、校区にある西湯浦八幡宮で行われている七夕祭りは、千年以上の歴史があります。
内牧菅原神社大祭
この祭は、内牧菅原神社に菅原道眞公を祭神として祀ってあり、円波守盛道が内牧城を築いた。その守護之守として京都北野天満宮より御神幸を勧請したのち、天正十六年(一五七四年)加藤清正公が肥後を領有されるにあたり、家臣の加藤右馬充が内牧城代の時、社を造った。加藤清正公が朝鮮凱旋を祝い、藤崎八幡宮に馬追神事を奉納した。家臣加藤右馬充が内牧菅原神社に馬追神事を奉納したのが始まりである。祭りは、約四百年の歴史を持ち、氏子は内牧一区~五区までの一一二二戸によって年番組で祭典にあたっている。
今年は内牧一区が年番組で、祭典委員長柏原正雄、神社総代青木照幸、坂梨昭三、本部委員長川田彦四他の役員の皆さんを中心に行われた。
従来十月十五日に祭典が行われていましたが農繁期が重なったりするため、昨年まで九月十五日に行っていたのを今年からは十月十日に変更することにしたそうです。祭のメインは、御神幸行列と馬追いで、行列にはかわいい園児四十名が稚児、御子姿で参列。また馬追いは、各区より二頭計十頭が走り、勢子は総勢七百名が参加、勇壮な姿を見せた。
この中でも「馬びしゃく」と言った、口上があり、各酒屋(内牧一区~五区)の前で行われるが、大まかな内容は、「ここからお江戸は三百里、馬でいきょるが、のどが乾いてどうにもならない。どこかここらあたりに千石酒屋があるそうな、ここで一杯もろて飲ませましょう」その後、「大変、ありがとうございました。これで馬も元気になりました。ぼたんにから獅子、たけにとら、走っていくのがこの馬だ」と言って走り出す。この馬びしゃくが、他にない特色をもっている。
大祭も年々盛んになっており、来年の年番組は内牧二区になっている。