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名称よみ内容
野口雨情のぐちうじょう肥後の大阿蘇朝立つ風は四百余州の空に
若山牧水ワカヤマボクスイ風さやさや裾野の秋の樹にたちぬ阿蘇の円夜のその大きさや
若山牧水ワカヤマボクスイ阿蘇の道大津の宿に別れつる役者の髪の山ざくら花
若山牧水ワカヤマボクスイむらむらと中ぞら掩ふ阿蘇山のけむりのなかの黄なる秋の日
若山牧水ワカヤマボクスイ阿蘇荒の日にかもあらめうすうすとかすみのごとく秋の山曇る
宗不旱ソウフカン草ひとつ生えぬ荒嶺の頂に蝶のゆくへを見て立ちにけり
宗不旱ソウフカンあめのした苔ひとくさの目にふれぬ霧の砂浜われあゆみをり
吉井勇ヨシイイサム君にちかふ阿蘇のけむりの絶ゆるとも万葉集の歌ほろぶとも
吉井勇ヨシイイサム雲のかげ山より山にうつるなり静けきかなや大阿蘇の夏
吉井勇ヨシイイサムいきどおること多ければ濁り酒酌みつつ阿蘇の山鳴りをきく
夏目漱石ナツメソウセキ囲いあらで湯槽に逼る狭霧かな
夏目漱石ナツメソウセキ湯槽から四方を見るや稲の花
夏目漱石ナツメソウセキ白萩の露をこぼすや温泉の流
夏目漱石ナツメソウセキ草刈の籃の中より野菊かな
夏目漱石ナツメソウセキ白露や研ぎ澄ましたる鎌の色
夏目漱石ナツメソウセキ雪隠の窓から見るや秋の山
夏目漱石ナツメソウセキ赤き煙黒き煙の二柱真直に立つ秋の大空
山口誓子ヤマグチセイシてん落して吹雪く火口に吾亡びむ
山口誓子ヤマグチセイシ雪荒れの火口見守りつつ命愛惜し
山口誓子ヤマグチセイシ石魂を吹雪く火口に投げてかへる
荻原井泉水オギワラセイセンスイ草鞋はいて出て稲田の道にはうす霜
荻原井泉水オギワラセイセンスイ一せいに芽をふく山々が火の山のなか
与謝野鉄幹ヨサノテッカンここにして人の文字なし阿蘇の山ただちに火もて大空に書く
与謝野晶子ヨサノアキコいひしらぬ厚き霧より藍色の風あらはるる阿蘇の谷かよ
与謝野晶子ヨサノアキコ阿蘇の火は若き人みな待ち給ふかくぞ覚ゆる火の国に来て


カテゴリ : 文化・歴史
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