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国造神社
更新日: 2011-09-15 (木) 19:27:25 (4600d)
概要
阿蘇北外輪の
所在地情報
標高550m 北緯32° 59′ 23″ 東経131° 7′ 28″(60進法表記)
国造神社 (市指定有形文化財・市指定記念物)
国造神社の
社殿は、本殿が正面4間の側面2間で、
境内には、樹齢2000年を超え、速瓶玉命のお手植えと伝わる元国指定天然記念物「手野の大杉」があり、傍らには後継樹も植えられています。平成3年の台風により折損し、国指定は解除されましたが、幹と根にそれぞれ上屋を建てて保存されており、現在でも国指定にふさわしい堂々とした姿が見られます。大杉の隣には、ホオの木(朴の木)があります。樹高約34m、幹回り約4.7mで、5月頃に黄白色の直径15㎝ほどの花が咲き、その姿はいかにも神秘的です。九州では珍しい大木とされています。
そのほか、平成2年の台風で折木した桧は、拝殿の前で美しい姿を見せていました。それに見入った女流俳人の黒田(くろだ)杏子(ももこ)は、文芸春秋にエッセイとして目の前で神社にすむ白蛇を見たことを発表し、「蛇穴を 出て神木の 枝の先」という俳句を詠んでいます。
境内の高台からは、田園の彼方に阿蘇五岳が連なり、周辺には数多くの古墳がロマンを秘めるかのように点在しています。キラキラと光り溢れる宮川等の自然の静かなたたずまいを見せるこの地は、正に阿蘇文化のあけぼのそのものです。
映像
国造神社で行われる、おんだ祭の様子をご紹介します。
眠り流し
国指定無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭事」~国造神社の眠り流し。「えもり流し」とも呼ばれています。
この祭事以降は田歌を歌うことができないとされています。
写真
ホオの木
参考
~文化財を大切に~ みんなで護ろう文化財
索引 : こ
関連語句 : みんなで護ろう文化財
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