ホーム > 土駄引き

土駄引き

木材の前端に鎖のついたかぎを打ち込み、畜力で集材所まで運び出す運材のことです。
県下各地で見られた作業で馬出し、地引き、土引きともいいます。大部分は畜力として馬が使われ、1回に0.4~0.8立方メートルの搬出が可能で、道路事情が悪く、小規模な伐採の場合には便利です。しかし搬出木の傷みが激しく、後継者、馬などが少なくなったことなどから一部の地域を除きこの作業風景は時代とともに消え去りつつあります。

カテゴリ : 文化・歴史
索引 :

このページのURL:

TOP