小学校/中通小学校区
更新日: 2010-03-20 (土) 17:11:46 (5122d)
中通小学校区の紹介
中通(なかどおり)小学校(しょうがっこう)は、北に外輪山(がいりんざん)、南に阿蘇五岳(あそごがく)を望(のぞ)みます。
校区には、県の文化財(ぶんかざい)(史跡(しせき))に指定(してい)されている「中通古墳群(なかどおりこふんぐん)」があり、歴史(れきし)の息(いき)づかいを身近(みぢか)に感(かん)じることができます。
また、至(いた)る所(ところ)に湧水(わきみず)が見られ一面の田を潤(うるお)しています。
現在(げんざい)は、ビニールハウスでイチゴやトマトなどの生産(せいさん)も盛(さか)んです。
初夏(しょか)にはホタルの乱舞(らんぶ)も見られ、豊(ゆた)かな自然(しぜん)を満喫(まんきつ)することができます。
小嵐山と石像
小嵐山(しょうらんざん)は中通のみんなに親(した)しまれている山です。
黒川橋(くろかわばし)を渡(わた)ると、すぐ中央(ちゅうおう)に石段(いしだん)があります。
150段(だん)を超(こ)える急(きゅう)な階段(かいだん)で、登(のぼ)るのはちょっと大変(たいへん)ですが、頂上(ちょうじょう)に着(つ)くと阿蘇(あそ)谷(たに)全体(ぜんたい)が見渡(みわた)せます。途中(とちゅう)、いくつもの石像(せきぞう)を見つけることができます。四国霊場八十八カ所(しこくれいじょうはちじゅうはちかしょ)に習(なら)って、人々(ひとびと)や牛馬(ぎゅうば)の安全(あんぜん)、商売繁盛(しょうばいはんじょう)や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈(いの)って奉納(ほうのう)されました。
小嵐山は、地域(ちいき)の人たちのいこいの場(ば)にもなっています。
中通古墳群
中通には、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)や円墳(えんぷん)など10基(き)の古墳(こふん)が、田んぼの中にぽつりぽつりと散(ち)らばっています。これが中通古墳群です。写真は円墳の車塚古墳(くるまづかこふん)です。
遠(とお)い昔(むかし)、阿蘇地方(あそちほう)の国づくりをした豪族(ごうぞく)の墓(はか)だといわれており、多くの出土品(しゅつどひん)も発掘(はっくつ)されています。
中通の豊富(ほうふ)な水と開(ひら)けた土地(とち)は、大昔(おおむかし)も今も、わたしたちに豊(ゆた)かな恵(めぐ)みを与(あた)えてくれています。