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小学校/尾ヶ石東部小学校区

尾ヶ石東部小学校区の紹介

 尾ヶ石東部小学校(おがいしとうぶしょうがっこう)は、外輪山(がいりんざん)の麓(ふもと)に沿(そ)って東西(とうざい)に細長(ほそなが)く、東側(ひがしがわ)から1区・2区・3区と3つの区に分かれています。
校区には、伝統芸能(でんとうげいのう)として「狩尾虎舞(かりおとらまい)」が伝承(でんしょう)されています。
尾ヶ石東部小学校でも、高学年(こうがくねん)を中心(ちゅうしん)に、「狩尾(かりお)子(こ)ども虎舞(とらまい)」として取(と)り組(く)み、「狩尾虎舞」を受(う)け継(つ)いでいくようがんばっています。

産神社

産神社

 今からおよそ230年前に建(た)てられたと言われています。産神社(うぶじんじゃ)という名のとおり、妊産婦(にんさんぷ)にご利益(りやく)があるとされ、子育(こそだ)て・安産(あんざん)・縁結(えんむす)びなどのお願(ねが)いも聞いてくれるそうです。
産神社の西側(にしがわ)には、湧水(わきみず)の池があり、何年かに一度、乳白色(にゅうはくしょく)の水が噴(ふ)き出(だ)すことがあると伝えられています。
この湧水(わきみず)でおかゆを炊(た)いて食べると、お乳の出がよくなると言われており、多くのお参(まい)りがあるそうです。

狩尾虎舞(狩尾子ども虎舞)

狩尾虎舞

 虎舞は、もともと獅子舞(ししまい)ですが、阿蘇神社(あそじんじゃ)で舞(ま)うときだけ獅子舞と呼(よ)び、その他はおそれ多いということで、一般(いっぱん)に虎舞と呼ぶと言われています。
虎舞は、この地域(ちいき)の人々(ひとびと)の生活(せいかつ)の中心であった農業(のうぎょう)から生まれた舞いであり、豊作(ほうさく)を祈(いの)って舞われます。狩尾子ども虎舞では、「壁塗(かべぬ)り」「おぜんまわし」「では」「竹田(たけだ)ばやし」「舞(ま)い込(こ)み」という5つの舞を行います。虎舞は、産神社に奉納(ほうのう)されます。

長寿ヶ丘公苑

長寿ヶ丘公苑

 狩尾2区から北外輪山(きたがいりんざん)の端辺原野(はたべげんや)に行く途中(とちゅう)にあります。
忘れられつつある、昔の人々の生活(せいかつ)を支(ささ)えていた「草(くさ)の道(みち)」を伝えるために、狩尾老人会(かりおろうじんかい)の方々(かたがた)が、かつての草の道のよこい場(ば)(休(やす)み処(どころ))にツツジ等を植(う)え、「長寿ヶ丘公(ちょうじゅヶおかこう)苑(えん)」と名付(なづ)けました。
4月末から5月上旬(じょうじゅん)には、ツツジが満開(まんかい)となり、すごくきれいです。また、長寿ヶ丘公苑からは、阿蘇五岳(あそごがく)を眺(なが)めることができ、すばらしい景色(けしき)です。

参考

くらしのあゆみ 阿蘇 -阿蘇市伝統文化資料集-

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