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手野の古墳

阿蘇市役所から北に約4キロ、一の宮町手野の集落には国造神社周辺をはじめ各所に古墳が点在し、下表が文化財に指定されています。

上御倉古墳

上御倉古墳は、国造神社の鳥居から西に60メートル程のところにあります。直径約33メートル、高さ約5.3メートルを測る円墳です。内部は横穴式石室で奥行は約10メートルあり、前室と後室をもつ複室式の構造で巨大な安山岩と阿蘇溶岩の切石を用いて造られています。
 墳丘の現況は小笹竹と雑木に覆われ、墳丘の裾部は耕作のためやや削られていますが、隣接する下御倉古墳と共に県下を代表する巨石墳です。
 古くから開口しており、地域では風穴と呼ばれています(阿蘇の農耕祭事の風祭の風穴とは別です)。照明設備があり、石室内部を見ることができます。

迎平古墳群

迎平古墳群は現在5基残っていますが、以前は7基あったと伝わっており、別名七ツ塚とも呼ばれています。
 昭和48年の圃(ほ)場整備工事により、6号墳は破壊されてしまいましたが、画文帯環状乳神獣鏡(がもんたいかんじょうにゅうしんじゅうきょう)と鉄剣が出土しました。この鏡と同型(鋳(ちゅう)造型(ぞうかた)が同一)の鏡は、和水町の江田船山古墳(前方後円墳・国史跡:銀象嵌銘文大刀(ぎんぞうがんめいぶんたち)などの出土品は国宝)、宇城市の国越古墳(前方後円墳・県史跡)のほか、宮崎、福岡県、香川県の5例が知られています。このことから、阿蘇地域の支配者層が中央の大和政権との強
い結びつきを示す貴重な遺物であることがいえます。

参考

~文化財を大切に~  みんなで護ろう文化財



カテゴリ : 文化・歴史
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