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根子岳(猫岳)の伝説

健磐龍命が阿蘇の火口の水を流し出し、広い田畑をお開きになった後に、噴き出す溶岩等で次々に山が出来てきました。最初に高岳が出来ました。次に中岳、そして杵島岳烏帽子岳、最後に根子岳ができたのです。
(みこと)は自分の子どものようにかわいがりました。
末っ子の根子岳は何とか兄達に負けまいと、いつも背伸びをしておりました。
ふと気がつくと、根子岳は兄たちを追い越して、一番背が高くなっているではありませんか。いつも背が低いことを気にしていた根子岳も、何だか自分が一番えらくなったような気がしてきました。
「オーイ、どうだい兄さんたち!私には追いつきますまい」自分が一番えらいと言わんばかりに、肩をそびやかしました。
命はその様子をじっとご覧になっておられたのです。近頃の根子岳は命の言うことにも、素直に従うことが少なくなっており、時には逆らう場面さえ出てきていました。
「今のうちに、何とかしておかなければなるまい」
命は、大きなバサラ竹(バサバサになっている竹)で根子岳の頭を叩かれました。
根子岳の頭がでこぼこになっているのは、そのためだと言われています。
また、根子岳には猫が住んでいるとか。この猫達に水をかけられしぶきが耳の後ろにかかったため、そこに猫の毛が生えてきた人の話。猫の王が住んでいて一年に一度、猫の集まりがあり、ここに集まった猫達は皆耳が2つに裂けていたと言う話もあります。

参考

阿蘇の神話と伝説

カテゴリ : 文化・歴史
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