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浄土寺の大ケヤキと観世音菩薩

一の宮町坂梨福岡地区の浄土寺には、樹高40.5m、幹囲7.4mの大ケヤキがあります。かつて浄土寺にはケヤキの大木が二本あって、弁天木(べんてんぼく)と繁盛木(はんじょうぼく)と呼ばれていました。繁盛木は昭和17年に伐採され、現在は弁天木が残っており、昭和52年に旧一の宮町の天然記念物に指定されました。(現在は市指定)
ケヤキの根本には巨石があり、その石に穴をあけ、二体の小さな観音様が安置されています。地元では『穴(あな)観音(かんのん)様』と崇拝され、参拝者も多数あります。観音様は、数年前に一時的に行方不明になり心配されていましたが、今は戻され元の姿で安置されています。
 ケヤキのある浄土寺は現在無住の寺であるため、近くの馬場地区円通寺の住職を迎え、地区の関係者で毎年8月4日に本堂で施食会(せじきえ)が催されています。この寺は、阿蘇西国三十三ヶ所の第十七番の札所で、本堂には行基(ぎょうき)の作といわれている観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)が安置され、両側に木造の十一面観音と千手観音があります。
 この観世音菩薩は六十年に一度の御開帳(ごかいちょう)とされ、前回は昭和50年に御開帳の儀式が行われました。 
また本堂の南側には釈迦一体、毘沙門一体、不動明王一体、菩薩一体、羅漢十五体の計十九体の石像が安置されており、独特の雰囲気を持つ境内となっています。

写真

浄土寺の大ケヤキ

穴観音

境内の石仏群(下

参考

~文化財を大切に~  みんなで護ろう文化財


カテゴリ : 文化・歴史
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