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焼いたつがええ

民話

焼いたつがええ

頭のいい男がおったでしょうな。

自分のうちい火事があって、奥さんが焼け死んだ訳ですな。

そっだもんだから、毎日毎日

「嫁ごが死んだ。嫁ごが死んだ」

ちゆうて、もう泣きよった訳ですな。

「まあ、そぎやん泣かんでええ、またおなごはどしこでんあるじや。」

「あげなおなごはもう他にやおらんけ、あげな嫁ごでなかにや、つまらん」

てえですたい。

「いやいや、あのこの前焼け死んだつによう似たつば探して来るけん。」

「いや煮たつよりも、焼いたつがええ

て言うたそうですたい。

参考

くらしのあゆみ 一の宮 -一の宮町 伝統文化研究会-
一の宮町宮地 北窓正一(出典:関西外国語大学 三原研究室 阿蘇山麓の口承説話より)


カテゴリ : 文化・歴史
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