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田鶴原神社の湧水

阿蘇神社南側の宮地字池尻にあり、現在、湧水は枯渇している。昭和57年国指定重要無形民族文化財「阿蘇の農耕祭事」に指定された神社の一つで、羽衣伝説が伝えられています。羽衣伝説については一の宮町史第11巻『神々と祭りの姿』に次のように記されています。「昔、田鶴原には清らかな泉が湧いていました。ある時、天女3人が田鶴原に舞い降り、羽衣を松の枝にかけて水浴びをしていました。新彦神(七宮)がその姿を見て、羽衣を一つ隠してしまったために、2人の天女は天に帰ることができましたが、1人は空へ昇ることができませんでした。天女は新彦神と夫婦になり、天姫(八宮・新比咩神)と天王(九宮・若彦神)を生んだ」
天女のその後について、伝説は、「千把こずみの下に羽衣が隠してある」という子守唄を聴いた天女が、羽衣を見つけて天に帰ってしまったと伝えられています。
この伝説が生まれた情景のような池と豊かな湧水があったことは、近隣の年配の人々の記憶にはっきり残っています。
しかし、昭和36年頃、周辺地域でボーリングによる開田を行ったため、湧水が停止したそうです。池も埋められて昔の面影はなくなりました。

参考

阿蘇一の宮町史 阿蘇山と水

カテゴリ : 阿蘇の自然
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