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神楽の種類

故郷の鎮守と神楽

神楽は大まかに「御神楽(みかぐら)」「巫女(みこ)舞(まい)」「里神楽(さとかぐら)」に分けられます。
「御神楽」は伊勢神宮や熱田神社などの皇室と深い関わりを持つ神社で奉納され、宮中(きゅうちゅう)で舞う神楽として平安時代中頃から始まっています。

 「巫女舞」は社殿の前庭で鈴付きの鉾を鳴らしながら巫女が舞う神楽で、これも宮廷(きゅうてい)神事が発祥と伝えられます。
 「里神楽」は神話や伝説などからなり、各地方の神社で舞われる神楽です。
 波野では里神楽が継承され、豊後(ぶんご)大分の方から伝承された二つの団体、中江岩戸神楽保存会(国選択無形民俗文化財 三十三座)と横掘岩戸神楽保存会(市指定無形民俗文化財 十三座継承)がありまず。
神楽の系統は出雲(いずも)流、伊勢(いせ)流、獅子(しし)神楽などがあり、県内の神楽の元は、ほとんど出雲流の系統とされています。

熊本県内の神楽は、伝承された経路から分類すれば
一、日向高千穂神楽(宮崎県高千穂、山都町二(に)瀬本(せもと)の神楽)
二、豊後岩戸神楽中江岩戸神楽、横堀岩戸神楽
三、古代神楽(阿蘇神社の神職だけで舞う神楽)
四、肥後神楽(県内で一番多い。2~6人で組み作り、弓・矢・刀を持って舞う神楽)
5肥後球磨神楽(球磨郡内で生まれた神楽)
の五つとされます。この内、豊後岩戸神楽には「御嶽(おんたけ)流」「深山(ふかやま)流」「浅草(あさくさ)流」があり、中江には御嶽(おんだけ)流が、横堀には深山流が継承され、勇壮活発な所作が特徴です。
神楽に登場する人物のスタイルとして①神官、②武者、③命、④姫に分けられ、それぞれが決まった衣装、面などを着け、各演目で舞を演じます。

 波野の岩戸神楽は無形文化財として長い年月の間に盛衰がありましたが、集落総出となって伝統芸能を支えてきました
今後も貴重な文化財である神楽の保存・継承・公開を続け、郷土を代表する民俗芸能として大切に護るために、多くの市民の方のご理解とご支援をお願いします。

参考

~文化財を大切に~  みんなで護ろう文化財


カテゴリ : 文化・歴史
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