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祭り揚げ

概要

祭り揚げ(田作り神事)は亥の日に行われる神事です。
国の重要無形文化財に指定された春の農耕祭事の一つで、田作り神事は神職12人が田作り、畦塗り、種まき、稲の穂が出るまでの一連の作業を表現するものです。
古代神事が奉納された後、阿蘇平野の広さを示す千町、万町と書いたアオキの青葉が神前に供えられ、案山子姿の神職が弓矢を持って直立不動の姿で神前に立ち水田を守ります。そして溝さらえや、籾撒きなどの様子が次々と奉納されます。
また、田の畔に見立てた2本の青竹を飛び越えたり、腹ばいになった神職が合図で勢いよく立ち上がり稲穂が伸びた様子を表すなど数々の表現や所作など珍しくてユーモラスな動きのある神事が1時間半にわたり奉納されます。
参列者にはアオキの青葉や種籾などが配られそれらは持ち帰り、神棚に供えて豊作を祈願します。

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カテゴリ : 文化・歴史

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