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蔵原伸二郎「詩集・乾いた路」
更新日: 2012-04-13 (金) 17:32:58 (3202d)
阿蘇市黒川に生まれ育った詩人に蔵原伸二郎(くらはらしんじろう)がいます。
「ダンテの地獄のごとく月夜噴火する阿蘇を眺めているうちに、非才を省みず私は詩を書くようになった」と述べているように、阿蘇は文字どおり揺籃の地であり、行きずりの旅人とは違った視点から阿蘇をとらえています。
なお蔵原は北里柴三郎とは縁戚です。
蔵原伸二郎「詩集・乾いた路」
わが故郷は荒涼たるかな
累々として火山岩のみ
黒く光り
高原の陽は肌寒くして
山間の小駅に人影もなし
参考
阿蘇の達人 ~阿蘇をつくった神々と歴史~
索引 : く
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