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農耕祭事

ヨミ

アソノノウコウサイジ

農耕祭事とは

古の社会において、稲作の成否が人間の死活にかかわってきたことはいうまでもありません。
全国の津々浦々では豊穣を願う”稲と人間の交感”がおこなわれ、たくさんの伝統的な稲作儀礼が今に伝わりました。それは、春夏秋冬1年のサイクルに稲の生育という条件を加えて展開されます。社会経済史・食文化・精神文化等、米が果たしてきた役割を鑑みれば切りがありません。民俗学者「柳田国男」は、水田稲作農耕民の基本的な思考が、日本人のものの考え方や世界観の中心になってきたとしています。それは、経済大国に達した現代日本において、今もなお年中行事や暦の源となり、日常生活を規定し、基層文化として機能していると考えられています。
阿蘇神社と関係の神社には、稲の生育過程に沿った段階的な稲作儀礼が今に伝えられています。これらは時代の変遷とともに芸能・娯楽的な要素を加えつつも、大自然の恵みに感謝する古の人々の素朴な折りが”かたち”としてよく現れています。一連の祭りは稲作儀礼の典型であると評価され、昭和57年に「阿蘇の農耕祭事」という名称で国重要無形民俗文化財に指定されました。祭りの対象となる地域は氏子区域を越えて阿蘇谷全体の広範囲に及び、その素朴な祭祀と長閑な自然との調和は、古式ゆかしい風景を醸し出しています。


阿蘇神社国造神社では、収穫祈願・豊作感謝・天災防除など、四季を通じた祭事が行われています。
氏子区だけでなく阿蘇谷全体で展開され、阿蘇谷に暮らす人々の営み、暮らしとともに一連の農耕祭事=祭祀として伝えられてきました。農耕祭事は阿蘇の人々の暮らしの暦が阿蘇神社を中心に営まれてきたことを物語っています。これら阿蘇の祭祀は昭和57年(1982)に、阿蘇の農耕祭事の名称で昭和57年に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

踏歌節会(とうかのせちえ)旧1月13日阿蘇神社・阿蘇家
歌い初め旧1月16日国造神社
卯の祭り3月初卯日から次の卯の日まで阿蘇神社
田作り祭り
横筵神事
御前迎え(火振り神事)
祭りあげ(田作り神事)
卯の祭りの中の巳の日から亥の日まで
巳の日
申の日
亥の日
年祢社・社家宅・阿蘇神社・吉松神社
春祭り3月28日国造神社
風祭り旧4月4日・旧7月4日宮地と手野の風宮神社
おんだ祭り7月26日国造神社
御田植神幸式おんだ祭り7月28日阿蘇神社
柄漏流し神事眠り流し8月6日田鶴原神社・阿蘇神社・阿蘇家
眠り流し8月6日国造神社
火焚き神事8月19日から10月18日霜神社
田の実祭り9月23日・24日国造神社
田実祭9月25日・26日阿蘇神社

写真

参考

~文化財を大切に~  みんなで護ろう文化財


カテゴリ : 文化・歴史
関連語句 : 指定文化財リスト

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