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阿蘇くんわの里-米川和久・櫻井諒太郎

草原で知られる阿蘇は、馬油の名産地でもある。



阿蘇といえば草原そして馬。「阿蘇くんわの里」では高品質の特産の馬油が作られている。
原料である馬の皮下脂肪は人間の皮脂とよく似た性質をもち、高い保湿効果が得られる基礎化粧品となる。
鳥取大学と共同で完成した天然一○○%の馬油オイルは、「第4回モノづくり連携大賞特別賞」(日刊工業新聞社主催)をはじめ、いくつもの賞を得た逸品である。
一九八二年にオープンした「阿蘇くんわの里」は障害者支援施設だ。利用者は十八歳の未成年から七十歳を超えるシニアまでじつに幅広い。ひとりひとりの個性を尊重し、「共に支え、共に生きる」という理念できめ細やかなサポート活動を日々展開している。
「阿蘇という自然環境に恵まれていることもあり、みなさんがのびのび過ごされています」。副施設長の米川和久さん(写真前列右から四人目)は実感をこめて言う。
「この馬油の品質には自信を持っています」。と誇らしげに言い切るのはサービス管理責任者の櫻井諒太郎さん(写真前列中央)である。
余計なものをいっさい使っておらず、熱処理もしないので「馬油の力」がピュアなまま形になっている。
熊本地震でいったん中断したが、すぐに製造再開。「みなさんが、心から楽しんで誇りを持って作っています」。それこそが品質の証しなのだ。


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火の国阿蘇の恵みのブランド「然」

カテゴリ : 行政
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