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阿蘇山測候所

概要

阿蘇山測候所は、昭和6年(1931)11月1日に熊本測候所の支所として開設されました。この年、県内で行われた陸軍大演習の後予定されていた、昭和天皇の阿蘇火山への登山に備えるためでした。当時、阿蘇は国立公園の候補地であり、20万人を超える観光客のためにも火山活動の状態を観測する必要性がありました。
最初は木造であった庁舎も、昭和33年(1958)の爆発で被害を受けたため、翌34年鉄筋コンクリート造となりました。平成10年(1998)3月からは、阿蘇山測候所の業務を阿蘇町黒川にある基地事務所に統合し、常時監視を行っています。
各種気象要素の観測はもとより、噴煙の遠望観測や火口の現地観測をはじめ、地震計による火口周辺の地震や微動の観測・監視などが行われています。阿蘇山上の観測所は標高1,000㍍を越える地点にあるため、戦時中には九州の航空天気図作成の要としても重要な役割を果たしたとされています。また、噴火があれば、噴出物分布、量、被害の調査なども行われ、結果が公表されます。
火山活動が活発になると、阿蘇山測候所は、緊急火山情報、臨時火山情報および火山観測情報の三種類の火山情報を発表し、注意を促しています。

参考

阿蘇火山の生い立ち

カテゴリ : 阿蘇の自然
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