概要
干し草刈りに先立ち、まずは野分けという作業が行なわれます。野分けとは、共同利用している採草地の土地配分のことです。各農家の牛馬飼育の規模、牧道からの距離、草立ちの状態など、さまざまな条件が加味されて配分されます。区画は草原の尾根や谷など地形に沿って割り当てられました。
この野分けは、原野委員の重要な仕事でした。原野委員は土地生産力や地形を熟知したうえで、面積配分上のトラブルがないよう留意して任にあたりました。また、草地の利用が公平を期すように、牛馬頭数の変動なども考慮しながら、通常3年ごとに区画を交替させました。
更新日: 2016-07-14 (木) 00:00:00 (3492d)