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阿蘇の自然

日中坊主

概要

日中坊主(にっちゅうぼうず)は、熊本県阿蘇市の阿蘇谷(あそだに)に伝わる巨岩で、表面の一部が滑らかに加工されたような外観を持つことで知られています。地元の伝承では、阿蘇の開拓神とされる健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、阿蘇谷で働く人々に正午の時刻を知らせるため、この岩に鏡のような加工を施したと伝えられています。

伝承の内容

地元の伝説によれば、阿蘇の開拓を始めたとされる健磐龍命が、阿蘇谷で働く者たちが昼の時刻をわかるようにと、大岩に鏡のようなものを設え、真昼に光を発するようにしたと伝えられています。「日中坊主」という名称は、この日時計的な役割を持つ岩に由来すると考えられますが、名称の由来を直接裏付ける記録は確認できていません。

岩の特徴

日中坊主とされる岩は、横幅約340センチ、縦約150センチの大きさで、表面の一部がなめらかに加工されたような形状をしており、わずかに湾曲しています。周囲の未加工とみられる岩肌は、阿蘇の溶岩が固まったままの凹凸のある表面である一方、この滑らかな部分との境界は直線的で、地元では「精密な加工の跡のようだ」と語られてきました。

このような加工がどのように、またいつ生じたのかについて、学術的な調査によって成因が確認されているわけではなく、あくまで地元に伝わる言い伝えとして受け止める必要があります。

現在の状況

長い年月にわたり、冬季の雨水の凍結と融解が繰り返された結果、岩肌に罅(ひび)が生じ、部分的に岩が崩れ落ちていると伝えられています。この情報は2012年時点の記録によるもので、平成28年(2016)熊本地震以降の被災状況や現況については確認できていません(下記「残課題」参照)。

よくある質問

Q. 日中坊主はどこにありますか? A. 阿蘇谷内にあるとされていますが、具体的な所在地・アクセス方法は現時点で確認できていません。

Q. 「日中坊主」という名称の由来は何ですか? A. 正午を知らせる岩であったことに由来すると考えられますが、これを直接裏付ける文献は確認できていません。

Q. この岩の加工は本当に人の手によるものですか? A. 学術的な調査による確認はされておらず、地元の伝承として語り継がれている情報です。

関連項目

  • 健磐龍命
  • 阿蘇谷

参考文献

  • 阿蘇ペディア「日中坊主」(旧版、2012年5月25日更新)

写真

更新日: 2012-05-25 (金) 00:00:00 (5185d)